SuterClutchは,新しく革命的なメカニズムでスリッパークラッチ界をリードしています。
MotoGPからインスパイアされ、モーターサイクルレーシングのために開発されたT-6アルミニウムから正確に機械加工されたスリッパークラッチです。
MotoGP moto2クラスにおいてオフィシャルクラッチとして採用されていました。
GPライダーが使っていたものと同品質のクラッチを使用することが出来ます!
SuterClutchスリッパークラッチは、ブレーキなどによって必要以上に後輪が跳ねると作動します。
幅広い挙動範囲で滑らかさとダイレクトなレスポンスを併せ持ち、容易なコントロールを可能にします。
結果ライディングは滑らかになり、安定もすることで速いラップタイムを可能にします。
最近のスーパースポーツ車両には純正でバックトルクリミッターも採用されています。
その効果をよく知っている方もいるでしょう。
SuterClutchならば純正に比べ、よりスムーズで、そしてダイレクトなレスポンスを持っています。
レースシーン(オンロードでもオフロードでも)において、SuterClutchは世界中のプロフェッショナルライダー達から最も重要なパーツのうちのひとつと見なされています。
また、一般ライダーにとってもスリッパークラッチは優れた装置です。
公道を走行している時、突然現れた対向車など不足の事態で急ブレーキをかける時もあるでしょう。
そのような事態でもライダーはマシンの挙動を抑える負担が減り、安全かつ確実にブレーキを掛けられます。
ライダーは、あらゆるシーンでこのスリッパークラッチの利点に気づくでしょう。
SuterClutchの更にすばらしい点は、スリッパークラッチ専用の特殊工具が必要ないことです。
工具箱に入っている、通常のクラッチを整備する工具があれば取り付けることが可能です。
またこのキットにはボールウェイインサートが付いています。
「ボールウェイインサートの写真」
スリッパークラッチは機械的に半クラッチを作り出すクラッチですが、
ボールウェイインサートは半クラッチを作り出す重要なパーツです。
写真にある溝にはボール(金属の球)が入っており、
バックトルクが掛かるとこの溝に沿ってボールが動き半クラッチを作る仕組みです。
ボールウェイインサートにはオプションとして標準とは違う角度のインサートを用意しています。
違う角度のインサートを使うことで、スリッパーの効き具合を調整することが可能です。
角度のきついインサートを使えばクラッチを滑らす量のピークまで急激に、
角度のゆるいインサートならばピークまで緩やかに到達します。